耐震工事の
進捗状況Taishin
西館と本館を結ぶ連絡通路が本館から切り離されました。
取り壊し作業は早く進んでいる感じがしますが、西館の全体の大きさを見てみると、やはりまだまだかかりそうです。2024.3.14
3月8日から西館の解体工事が始まりました。
西館は、当院の最初の病棟として昭和47(1972)年に建てられ、50年余り稼働してきました。
西館と本館を結ぶ連絡通路(2階建て)が取り壊されると、その後、接続部分であった本館の壁の工事を行い、それをもって本館の耐震改修工事は完了となります。
改修により病棟名が次のように変わりました。
また、この際に各病棟に愛称をつけてみました。
改修前 | 改修後 | 愛 称 |
3病棟 | 南4 | つくし |
6病棟 | 南3 | すみれ |
5病棟 | 南2 | あやめ |
2病棟 | 北2 | れんげ |
1病棟 | 北1 | もみじ |
本館の耐震改修工事と北館の改修工事がほぼ完了しました。
これから西館の解体工事に移りますが、まず本館と西館を結んでいた連絡通路から解体します。
その後に、本館と連絡通路の接続部分であった箇所の改修工事が残っているため現時点では「ほぼ完了」ということになります。
改修工事の完了により、本館3階から南館4階へ、また北館1階へそれぞれ連絡通路で行けるようになりました。同じレベルで階層が異なるのは、敷地に高低差があるためです。
改修後の本館4階は、医局と医師の研究室のほか医師当直室もあります。
こちらは東向きで見晴らしも日当たりも良好です。
広さも前の当直室の倍ほどになりました。
ユニットバスはホテルのようにきれいで快適です。改修後の本館4階は、医局と医師の研究室となっています。
病室を改修したものですが、医局は広々としています。
医局の隣から、個室の研究室が6室並んでいます。
全室南向きとなっており明るく、廊下なども白を基調としていていい感じです。南館の完成後、本館の耐震改修工事を行っています。
基本的には、ポイントとなる柱に鉄板を巻いて補強するようです。
相当の音と振動が生じる作業もあり、ご来院の皆様には何かとご迷惑をおかけしています。
ご理解いただきありがとうございます。南館が完成しました。
消防検査、建築確認検査、施主検査など順次完了しました。
まもなく引き渡しとなります。
上の写真が南側面、下が北側面です。
工事完了予定日まで、1ヵ月をきりました。道路上空通路が、ほぼほぼ仕上がりました。
東側からと西側からの写真です。
結構高いです。
浄化槽は、ほぼほぼ仕上がりました。
足場もほとんど解体され、本体がだいぶ見えてきました。2023.5.19
けっこう深いです。
外部足場の解体が始まり、建物本体の一部が見えるようになりました。
上空通路の足場は、まだスクリーンがかけられたままです。手際よく足場が組まれました。
その作業の間、市道や院内の通行制限等でご迷惑をおかけしました。
ご理解とご協力いただきありがとうございます。
そして、またシートで覆われてしまいました。
20日(月)夕方に退勤するときは足場しかなかったのですが、22日(水)朝に出勤したときには写真(下)の状態でした。
21日(祝)の1日で鉄骨が組み立てられてました。
びっくりです。結構深くまで掘ってコンクリートを打ちました。
基礎の鉄筋を組む作業が始まりました。既存の本館の3階(写真左側)と、新築中の南館の4階(写真右側)を結ぶ「道路上空通路」。
市道の上空を占用するので、事前に高知県、県警、南国市、消防の許可を得ています。
その脚が建築される地点の地中の障害物撤去や配管の移設を経て、基礎掘削が始まりました。ほぼほぼ躯体のコンクリート打設も完了し、内部の間仕切りなどの作業に入ったようです。
窓ガラスがはめられているのが分かります。
もっともそれ以上、中の様子は覆われていて分かりませんが・・・。本年の工事は、1月5日から始まりました。
少し離れたところから見てみると、建築中の南館の北側にある本館屋上の「岡豊病院」の文字が何とか見えます。見ていると、同じような作業工程で、各階ができていきます。
作業の音が大きいときもありますが、地元の皆様からの苦情はなく、ご理解とご協力に本当に感謝しています。
新病棟建設用地は、これまで駐車場だったので舗装をはがしました。
次は、地盤改良という作業を行っています。
バックホーっていうんですか、重機の威力はすごいですね。補助金に関して、5月19日に国の交付決定が、31日に高知県の交付決定がなされました。
これにより、6月6日(月)に、工事請負契約を締結し、同日に工事の安全等を祈願して起工式が執り行われました。週間天気予報では、当日は「雨」となっていましたが、やっぱり予報は「外れて」好天に恵まれました。
いよいよ工事着手となります。
異なる2つの補助金制度を活用するため、工事は、①本体工事(病棟新築工事・上空通路工事・本館耐震工事)と、②スプリンクラー設備工事が別々の発注となります。
②については3月16日に、①については4月5日に、それぞれ入札を行い請負業者が決定しました。
移設し「電線」が設置された電柱に、「電話線」を設置していきます。
電線工事の際に、ある電柱には2本の支柱が設置されましたが、今回、電話線を設置するに当たってさらに2本の支柱を設置しています。見た目には細い電話線を追加するだけなんですが、1本の電柱に4本もの支柱が・・・。
4月1日に着手し、4月11日に完了する予定です。
この時点で、当初予定していた令和3年度の着工が無理と決まりました。
なぜなら、この許可後に、建築確認やそれに係る構造計算適合性判定などを経て、国の補助金に係る全体設計承認手続き等々が必要で、それを3月末日までにクリアすることは時間的に不可能だからです。当院が委託した開発許可手続きなどの専門コンサルタントや設計事務所は頑張ってくれましたが、致し方ありません。
新病棟建築用地の上空にある電線に係る撤去が必要な電柱は1本ですが、その電線を駐車場の周囲に引き回すために4本の電柱が必要となりました。
さらに南国市での審査が続きます。
何かと行政手続きが必要で、時間がかかります。行政(高知県、南国市)との協議は6月から始まりましたが、結構時間がかかります。